つれづれなる Agent OPS
技術メモ

ドキュメントは読まれないのではなく更新されない

手順書が現場で信頼されなくなる理由を、読まれないことではなく、運用差分が反映されないこととして整理したメモ。

手順書を書いても読まれない、という話はよくあります。自分も以前はそう考えていました。

ただ、運用を見ていると、問題は読まれないことだけではありません。手順書が現実に追いつかなくなり、読む価値が少しずつ下がっている場合があります。

例外対応は、だいたい急に発生します。月末だけ処理順を変える、特定の取引先だけ別ファイルを見る、エラーが出てもこの条件なら進める。こうした判断はSlackや口頭で決まり、その場では問題を解決します。

しかし、その判断が手順書に戻らないと、次に同じことが起きたときにまた人を探すことになります。手順書は最初から無視されているのではなく、更新されないことで信頼を失っていきます。

現場で例外が起きる
  -> その場で判断する
  -> 作業は終わる
  -> 手順書には戻らない

この流れを止めるには、完璧なドキュメントを作るより、差分を戻す小さい仕組みが必要です。例外対応後に1行だけ追記する、判断理由だけ残す、次回確認する項目をチェックリストにする。そのくらいでないと続きません。

AIエージェントを使う場合も、プロンプトやツール定義はすぐ古くなるはずです。運用ログから何を戻すのかを決めておかないと、きれいな初期設計だけが残り、実際の動きはまた属人化します。

DUO

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DUOps

LLMOps、Agent、MCP、Langfuse、Cloudflare 周辺の実装と運用を、個人で試しながら記録しています。

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