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title: "AIエージェントに任せる前に手作業の判断基準を書き出す"
description: "AIエージェント化を考える前に、担当者が何を見て判断しているのかを棚卸しする必要があるというメモ。"
lang: "ja"
canonical: "https://llm-lab.dev/posts/manual-decision-before-agent-note/"
source: "https://llm-lab.dev/posts/manual-decision-before-agent-note.md"
publishedAt: "2025-01-16"
updatedAt: "2025-01-16"
category: "技術メモ"
tags:
  - "agent"
  - "workflow"
  - "operations"
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# AIエージェントに任せる前に手作業の判断基準を書き出す

> [!NOTE]
> この記事で確認したこと
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> AIエージェントへ業務を渡す前に作るべきものは、まずツール一覧ではなく、人が何を見て判断しているかの棚卸しです。必ず見る項目、判断に使う過去情報、保留条件、人へ確認する条件、間違えたときの影響を書き出すと、自動化できる範囲と人間へ戻す範囲を分けやすくなります。
>
> 画面には出ていない情報を担当者が頭の中で補っている場合、そのままエージェント化しても判断材料が足りません。ツール呼び出しを設計する前に、手作業の判断基準を見える形にすることが出発点になります。

AIエージェントに任せたい業務を聞くと、「人が毎回見て判断しているだけなので、自動化できそうです」と言われることがあります。

ただ、その「見て判断しているだけ」の中身を聞くと、意外と複雑です。金額、期限、相手先、過去のやり取り、例外的な契約、担当者の忙しさ。画面には出ていない情報を、人が頭の中で組み合わせていることがあります。

エージェント化を考える前に、まず手作業の判断基準を書き出した方がよさそうです。

```text
必ず見る項目
判断に使う過去情報
保留にする条件
人へ確認する条件
間違えたときの影響
```

この整理をすると、自動化できる部分と、人間に残すべき部分が分かれます。全部をAIに渡す必要はありません。むしろ、保留条件やエスカレーション条件が明確になるだけでも価値があります。

AIエージェントの設計は、ツールを呼べるようにすることから始めると危ない気がしています。先に必要なのは、業務の中で人が何を判断していたのかを見える形にすることです。
